初期バージョンのものですが、けっこう重宝しています。
800数十グラムという軽さでありながら、ウィンドウズ95環境をその
まま持ち運べるのがすごいところで、このホームページも、ほとんどリブ
レットを使って自宅で寝そべりながら作っています。
キーボードが小さくて使いにくいとか、ウィンドウズの立ち上がりが遅く
てPIM(何の略か忘れました。Personal Intelligent Machine?)として
使いものにならないとか、色々批判の声も聞きますが、この手のものにす
べてを求めようとするのがそもそも間違っているのです。
人間の順応性というものは大したもので、こんな小さなキーボードでも慣
れてしまえば、そこそこ速く打てるようなるし、PIMとしての機能も、
最初から電子ツールというものににそれを求めようとしなければ、どうで
もいいことなのです。とにかく私は、この小ささと軽さでウィンドウズ95
を立派に使えるという点だけでも最大の評価に値するマシンだと思ってい
ます。
リブレットも8ヶ月足らずの間に30、50とバージョンアップが進み、
今や機能的にも申し分のない状態に進化していますが、上記の割り切りに
より、この初期バージョンでも私はさほど不満を感じることなく使ってい
ます。
現代のように技術革新が秒進分歩で進み、それにつれて人間の欲望も果
てしなく膨らむ結果、日本人の本来の美徳であった「ものを大切にする心」
が徐々に失われていくのは、とても残念なことです。
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